NVIDIAガイダンス良好!米国PCE高めだけど半導体関連は影響少なめ?

記載内容:NVDA、MU、東京エレクトロン、アドバンテスト、信越化学

NVIDIAのガイダンス、AI需要で強め

先週記事で、NVIDIA決算について「最近流行のChatGPT関連銘柄とも言えますし、そのあたりのコメントが出るとAIテーマ株として動意付くかも知れません。」と書きましたが、NVIDIAからAIについてコメントが出て株価は翌日+14.0%と大幅上昇となりました。その翌日はPCE発表受けて株価下落したとはいえ、-1.6%と普通下げレベルかな?と思います。週足でみると下記となります。

ynark.hatenablog.com

 

AIテーマは続く?

AI関連が注目を集めそうですが、持続性のあるテーマになれば半導体関連にポジティブだと思います。半導体関連はもともと現状は不況なので、仮にテーマとしてコケたところでマイナス要素は少なく、逆に盛り上がるならプラス要素は大きいかなと考えています。という考えで、年初から引き続き、半導体関連をメインにしていこうと思います。

 

メモリ市況の回復が進む?

AIチップの需要に伴い、高性能メモリの需要が高まると考えています。個人的には下記銘柄に注目しています。

 

MU (マイクロン・テクノロジー)
米国大手メモリメーカーです。週足は下記で株価は$50〜$65程度のレンジのように見えます。レンジ下限が上限ブレイクでの買いを検討しています。

 

東京エレクトロン
売上はメモリ向けの製造装置が多めです。ネックラインを割り込む場面はありましたが、週足終値ベースでは以前の記事で考えたシナリオ②に近いかなと思っています。

ynark.hatenablog.com

 

アドバンテスト
メモリ、SoCテスター大手です。既にアドバンテストは大きく株価回復しており、昨年の高値に近いレベルです。メモリテスターだけでなく最近はSoCテスターも強いです。信用倍率も0.78 (2/13〜2/17)と低くなっていました。ただし、かなり値をあげたので既に買い戻されたのかもしれません。

信用倍率が低いという点では、決算後に値を上げた信越化学も同様ですので、次は信越化学を見てみます。

 

信越化学
米国住宅向け塩ビ、シリコンウェハなどで高いシェアを持つ大手です。決算後の高騰でかなり売りを呼び込んでおり、信用倍率0.74(2/13〜2/17)とアドバンテストよりも低くなっていました。こちらの株価は揉み合ってから少し下げています。

より細かく日足で見ると、25日移動平均線に近づいたところです。買い戻しがまだかな?と考えるとアドバンテストのように上がる展開があるのか注目しています。米国住宅市況の影響があるので、そのあたりの情報も重要になりそうです。

 

3月も警戒継続

来週から3月に入りますが、3月も色々とイベントがあります。どれも波乱となるかも?と警戒しておこうと思います。

3/10(金) 
・メジャーSQ
・日銀金融政策会合
・米国雇用統計

3/22(水)
・FOMC

米国の経済指標などで為替がどうなるのかわからないので、新たに円をドルにするのも難しい感じがします。今の136.5円から125円になったら円ベースで-8.5%なので…。PCEが強かったことから米国インフレ沈静化が見えるまで米国株は様子見、値動き傾向を日本株に反映して利益を狙いたいと考えています。

日本株の半導体関連の個別ロング、指数(日経平均)ショートが現状良い感じなので、これをベースに上げても下げても乗り切れるポジションで行こうと思います。

 

※当ブログでは個別銘柄についての記載がある場合がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。