メモリ値上がりでメモリバブル?かつてメモリ急伸した2017年の株価動向は参考になるのか?

メモリが値上がり中

DRAMスポット価格が上昇しているという報道を目にすることも多くなりました。スポット取引はDRAM全体の10%くらいと少なかったり、ブローカーによる投機的な面もあったりしますが、大口価格も上昇傾向にあります。更にNANDも価格が上がっているというニュースも出てきました。かつて2017年頃がメモリバブルと言われたように思いますが、当時の半導体関連銘柄の株価動向など参考になったりするでしょうか。

下図はメモリ市場規模のグラフです。2017年に大きく上昇した後、2017年より前の水準まで戻ることもなく上げたり下げたりのレンジといった印象です。そしてWSTSによれば2025年以降はレンジを上抜けて一段と上げるという予想になっています。

現在、AIバブルやメモリバブルと言われていそうです。ただし今後のメモリ市場規模がWSTS予想のように増加するならば、メモリメーカーやメモリ向け製造装置メーカーの業績も2017年〜2018年のように好調になったりするのでしょうか?当時のとある装置メーカーさんのボーナスとか結構なものだったとか…。

メモリメーカーや装置メーカーの株価も、メモリ市場が次のステップに移行するならば、2017年〜2018年あたりをなぞれるのか?というのに注目してみたいと思います。

 

メモリメーカー、装置メーカーの月足

以下のチャートは月足で縦軸は対数表示、48ヶ月移動平均線を表示しています。

MU

LRCX

AMAT

東京エレクトロン

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

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