TSMCの設備投資額が予想以上で半導体製造装置、材料に追い風?

TSMCの設備投資額が大きい

1月15日にTSMC 4Q25決算発表があり、そこで2026年の設備投資額予想についても発表がありました。2026年は520億ドル〜560億ドルという、前年比で大きく伸びた2025年に匹敵する伸び率となる大きな数字となっています。TSMCは「設備投資の7〜8割は先端プロセス向け」とコメントしており、先端プロセス向けに強い半導体製造装置や半導体材料といった銘柄にはポジティブかと考えました。

また「今後3年の設備投資額は、過去3年の1,010億ドルを大幅に上回る」とのコメントもありました。来年以降に設備投資額の減少があるのではないか?と警戒していましたが、そこまで警戒せずとも良さそうかなとも思います。

 

半導体製造装置が期待される?

これから決算シーズンとなりますがTSMC設備投資額のインパクトが強いので、半導体製造装置などは上方修正が期待されるのかもしれません。ただ今回の決算発表時点で1-3月期の売上にTSMC 2026年の設備投資が寄与するかというと、まだタイミング的には早いような気もするので質疑応答などで今後についてが明らかになれば良いかなと思います。

長期目線で期待するなら、もしも決算で半導体製造装置関連が下げるなら…前回決算のSCREEN、前々回決算の東京エレクトロンみたいに?

SCREEN 日足
10月末の[E]マークが前回決算

東京エレクトロン 日足
7月末の[E]マークが前々回決算

 

先端プロセス向け材料も?

先端プロセス向け半導体材料にも注目したいと考えています。レジストや先端パッケージ材料関連は既に値を上げている銘柄が多いのですが、そんな中でも株価が大きく上がっていないような銘柄としては信越化学などがありそうです。ここは先端プロセス向けシリコンウェハやEUV向けレジストなど、TSMCの主力である先端プロセス向けに強そうなイメージがあります。ただし、信越化学は主力事業の塩ビが米国住宅市況の影響を受けるので、そちらの状況にもよることには注意したいです。

信越化学の月足
48ヶ月移動平均線と乖離率、縦軸対数

48ヶ月移動平均線との乖離率をみると過熱感はさほど無さそうと思いましたが、1月27日の決算でどうなるでしょうか。

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

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