【決算受けての注目銘柄】地合い回復しそうな今、銘柄を選定!

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記載銘柄:東京応化 <4186>、INPEX <1605>、昭和電工<4004>、日本電気(NEC) <6701>

株価下落は落ち着いた?

ここ数日、金融緩和の終わりが意識されて株価が大幅下落しました。米国発表のCPI(消費者物価指数)上昇率が4.2%と、市場予想の3.6%を大幅に上回り、年内にもFRBが資産購入額を減らすのでは?という思惑でハイテク・グロース株を中心に売りが出た、なんてマーケットニュースでは解説されました。個人的には、ダウ史上高値更新するくらい上げていたので単純に上がりすぎで売られて、売りが売りを呼んだだけのような気もしますけど。5/13(木)の米国市場は、ダウ平均、NASDAQ、S&P500ともに大きく回復して引けました。これを受けて5/14(金)の東京市場も上昇することが考えられます。これから日本株が回復するというシナリオに向けて、GW後の決算発表銘柄からいくつか注目銘柄をピックアップしてみました。

 

注目銘柄

東京応化 <4186>

半導体製造に用いるフォトレジストのシェア世界首位級。

5/12(水) 1Q決算発表

・1Q経常:49.5億円 (コンセンサス+31.5%)

・通期経常:167億円 (コンセンサス-11.3%)

 

1Q結果は申し分ない内容だと思います。通期見通しは変更ありませんでしたが、これはかなり控えめな予想だと考えています。まず、通期予想では想定為替レートが1$=100円で、これだけで+9.5%くらい上振れありそうです。また直近のTSMCの月次売上状況を見ても高い半導体需要が継続していると判断しています。決算発表の翌日は株価-0.44%でしたが、日経平均-700円、他半導体関連銘柄が-4〜5%程度という悪い地合いの中では健闘した方だと思います。地合い回復で株価上昇するかも知れません。

 

INPEX <1605>

以前の商号は国際石油開発帝石原油・ガス開発生産の国内最大手。

5/13(木) 1Q決算発表

・1Q経常:1060億円 (コンセンサス+33.8%)

・通期経常:4830億円 (コンセンサス+61.1%)

・増配:33円←27円(+6円)

原油高の影響でかなりの黒字拡大です。通期見通しもコンセンサスよりかなりの上振れで、会社側のコメントとしては「保守的な数字で上昇余地もある」とのことでした。更なる増配があるかも知れません。現在の株価(780円)で配当利回り4.23%とかなり高めです。また、フリーキャッシュフローについては2750億円程度の見込みで、脱炭素投資などに充てるとのことです。脱炭素に向けて商号も変えているので、脱炭素テーマ株としてみても面白いと思います。

 

昭和電工 <4004>

電炉用黒鉛電極シェア首位、半導体部材や石油化など幅広く手がける。

5/13(木) 1Q決算発表

・1Q経常:250.8億円 (コンセンサス+301%)

・通期経常:640億円 (コンセンサス+9.4%)

決算発表の3日前にザラ場で業績上方修正を開示済みであり、決算でのサプライズは無し。ここまで業績回復していても配当は予想から変わらず。ということは、今後増配があるかも知れませんここは決算直前にザラ場で配当修正など開示してくるので、次回決算の直前はチェックしておきたいです。

 

日本電気(NEC) <6701>

5/12(水) 2021年3月期決算発表

・先期 税引前利益:1578億円 (コンセンサス+2.9%)

・今期 営業利益:1200億円 (コンセンサス-25%)

・今期売上:3兆円 (コンセンサス-2.3%)

・増配:100円←90円(+10円)

今期営業利益の見通しがコンセンサスを大きく下回り、決算発表翌日の株価は-14%と大幅安。決算補足資料によると、「長期利益最大化に向けた戦略的費用の投入によって調整後営業利益減」とあります。 5G事業やIT整備、DX人材強化に費用投入によるものであり、売上はさほどコンセンサスと違いがありませんので、個人的には-14%という下げはやりすぎではないかと思います。日足チャートはこんな感じで、ボリンジャーバンド-3σを大きくブチ抜いています。内容が見直されたらリバウンドありそうに思います。

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ボリンジャーバンドやRSIといったテクニカル指標についての簡単な説明は過去記事ご参照ください。

ynark.hatenablog.com

 また、下記書籍にわかりやすく記載されています。

ボリンジャーバンドについて


世界一やさしい株の教科書1年生 再入門にも最適! [ ジョン・シュウギョウ ]

 

↓RSIについて 


7日でマスター株チャートがおもしろいくらいわかる本 [ 梶田洋平 ]

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。 

 ※当ブログでは個別銘柄についての記載がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。

 

 

決算準備!決算発表銘柄ピックアップ 5/10(月)〜5/14(金)

 

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今週は決算発表が集中

決算発表がピークを迎えます。今週だけで2300銘柄以上という膨大な数なので、この記事ではテーマを絞って注目銘柄をいくつかピックアップしてみました。

 

選定テーマ

これまでの決算や業績修正の内容から、好業績が期待できそうなテーマとして下記を選定しました。自動車関連はトヨタ系が決算後に値上がり傾向にありましたが、その他は不明瞭なのでトヨタトヨタ以外かで分けて考えています。また下記テーマの他、ニュースに取り上げられやすい銘柄を私見で選んでみました。

半導体(製造装置、部材、商社)

・鉄鋼(黒鉛電極含む)

・海運

・銅

・エネルギー(原油・ガス、再生エネ)

・自動車(トヨタトヨタ以外)

・情報通信

 

関連銘柄にヒントあり

関連しそうな銘柄を下記のように記載しました。先行する銘柄の決算を見てから後続の関連銘柄の売買を判断するのも良いかと思います。

→:後に決算発表がある関連銘柄

←:前に決算発表がある関連銘柄、発表済み関連銘柄と株価反応📈📉

関連銘柄チェックは下記が便利です。


「会社四季報」業界地図 2021年版 [ 東洋経済新報社 ]

 

決算発表スケジュール

※日時は変更される場合があります

5/10(月)

11:00 菱電商事 <8084> →リョーサン、萩原電

11:30 川崎汽船 <9107> *11:00から11:30に修正しました

12:00 日本郵船 <9101> 

13:00 伊藤忠商事 <8001> ←他総合商社📈📉まちまち

15:00 日本製鋼 <5631> ←日本製鉄📈

15:00 住友金属鉱山 <5713> →ENEOS

15:00 ワークマン <7564>

15:00 東海カーボン <5301> →昭和電工

15:00 日本カーボン <5302> →昭和電工

15:00 カプコン <9697> 新作影響ある?

 

5/11(火)

13:00 SUBARU <7270> →トヨタ以外の自動車

15:00 出光興産 <5019> →コスモHD、ENEOS

15:00 神戸鋼 <5406> ←日本製鉄📈

15:00 NTTデータ <9613>

15:00 SUMCO <3436> ←信越化学📉

15:00 SCREEN HD <7735> ←東京エレク📈

15:00 東洋合成 <4970> ←大阪有機化学📈

17:00 三菱自 <7211> →トヨタ以外の自動車

17:55 日産自<7201> →トヨタ以外の自動車 *5/12から5/11に修正しました

 

5/12(水)

13:00 ENEOS HD <5020> ←出光、住友鉱

13:25 トヨタ自動車 <7203> ←デンソー📈 *13:30から13:25に修正しました

15:00 東京応化工業 <4186> ←JSR📉

15:00 日本電気 <6701> ←富士通📈

15:00 ソフトバンクG <9984>

15:00 NTT <9432> →KDDI

 

5/13(木)

14:00 石油資源 <1662> →INPEX

15:00 INPEX <1605> ←ENEOS、石油資源

15:00 昭和電工 <4004> ←東海カーボン

15:00 日立造船 <7004>

15:00 スズキ <7269> インド向け厳しい?

16:00 コスモHD <5021> ←出光、ENEOS

 

5/14(金)

15:00 荏原製作所 <6361>

15:00 マツダ <7261> ←SUBARU三菱自

15:00 KDDI <9433> ←NTT

16:00 リョーサン <8140> ←菱電商事

16:00 萩原電気HD <7467> ←菱電商事

17:00 ホンダ <7267> ←SUBARU三菱自

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 ※当ブログでは個別銘柄についての記載がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。

ソニーグループ続落!今後の値動きはどうなる?

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記載銘柄:ソニーグループ <6758>

ソニーグループがGW後、続落しています。この記事ではどの程度の水準まで売り込まれているのかを分析して、今後の値動きを考えてみました。

GW後も続落!

GW前の記事でソニーグループ株価は直近下がるかも?というネガティブ予想を書きましたが、結果的にGW後も続落となりました。 前回記事の概要は下記です。

・今期業績見通しは保守的、下げは一時的で5月末以降は回復か?

・日足チャートを見るとまだ下がありそう

・週足チャートも崩れそう

ynark.hatenablog.com

 

 ここまでの値動きを分析

今週の値動きを振り返ってみます。今週といっても2日しかありませんでしたけど…。日足チャートを見てみます。

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ボリンジャーバンド(25日移動平均、±2σ、±3σ)とRSIを示しています。下記をポイントとしてピックアップしました。

(1) ボリンジャーバンド-3σに沿って下落中

(2) RSI=31と、30付近まで下落

(3) ローソク足の実体が小さく、出来高減少傾向

(4) 前回決算前(2/3)の水準以下まで下落

(5) ギャップが息切れ気味に見える?

以下では、この5点を詳しく見てみます。

 

(1) ボリンジャーバンド-3σに沿って下落中

過去記事で懸念していたバンドに沿った下降が発生しており、下降トレンドとして継続する懸念があります。まだまだ継続するのか?以下の他ポイントと合わせて判断していきます。

 

(2) RSI=31と、30付近まで下落

売られすぎ領域の30以下まで近づいてきました。2020/3/17以降はRSI 30以下になってないので、水準的には結構下の方だと思います。

 

(3) ローソク足の実体が小さく、出来高減少傾向

5/7(金)のローソク足をみると、実体が小さくなってきています。また、出来高は減少傾向にあります。値が下がっても投げ売ってくる人達が減ってきて、新たに買いを入れている人達がそれなりにいそうです。出来高と価格、ローソク足の分析は下記書籍が参考になります。


出来高・価格分析の完全ガイド 100年以上不変の「市場の内側」をトレードに生かす (ウィザードブックシリーズ) [ アナ・クーリング ]

 

(4) 前回決算前(2/3)の水準以下まで下落

前回の決算日(2/3)以降に買った人達は皆マイナスになるところまで値が下がりました。3/9(火)には前回決算後のギャップを一度埋めていますが、ここで投げなかった人たちが今回は投げているとすると下落圧力が緩和されているかもしれません。

 

(5) ギャップが息切れ気味に見える?

「マーケットのテクニカル分析」では、下記のように3種類のギャップ:ブレイクアウェーギャップ、ランナウェーギャップ、エグゾースチョンギャップを説明しています。酒田五法の「三空叩き込みに買い向かえ」と同じような感じです。

・天井圏や底値圏からの離脱時のギャップ:ブレイクアウェーギャップ

・トレンドの中ほどで発生するギャップ:ランナウェーギャップ

・トレンドの終盤に発生するギャップ:エグゾースチョンギャップ

また、トレンド転換点(シグナルやブレイクアウト)とランナウェーギャップのおよそ2倍がトレンド継続の目安になるとあります。詳細は下記ご参照ください。


マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド (ウィザードブックシリーズ) [ ジョン・J・マーフィー ]

ここでギャップを見てみると下記となります。またトレンド継続の目安も描いてみました。既にトレンドの目安を超えていますけど、そこは「目安」ということで。テクニカル分析に「必ず」はありませんので、「そうなりやすい」という感覚で参考にしてみようと思っています。

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 以上より、結構な売られ過ぎ水準にあると考えます。

 

外部環境

雇用統計が予想以下で株高!

5/7(金) 21:30発表の米国雇用統計では、雇用者数が予想値よりも大幅に少なく失業率も予想より高くなりました。これにより金融緩和修正の懸念が後退して米国株は上昇しています。

・雇用者数(非農業):+26.6万人 (予想:+97.8万人)

・失業率:6.1%  (予想:5.8%)

失業保険がかなり手厚いので、働かない方が良いと考えて失業率が高いという見方があります。なお、失業保険の上乗せは9月6日まであるそうです。政府が失業保険だして失業率が下がらず、金融緩和継続で株高…と考えると、そうそう長く続く株高ではないように思えて警戒しておきたいところです。とはいえ、短期的には株高傾向になるでしょうから、週明けの東京市場も上がりそうです。

 

日本のハイテク・グロース株も買われる?

会社四季報プロ500によると、ソニーグループは外国人持株比率が57.6%と高いです。NASDAQが上昇しましたが、同様に外国人が買ってきて週明けは上がるかも知れません。米国ADRでのソニーグループ株価は円換算で 10,537円でした。東証1部比+0.64%と微妙な感じですが、週明けの値動きに注目したいと思います。


別冊 会社四季報 プロ500銘柄 2021年2集・春号 [雑誌]

 

まとめ

・既に結構な売られ過ぎ水準にありそう

・米国株の影響で週明けは上がりそう

個人的にはここから売りで取るよりも、買い目線でリバウンドを狙っていきたいと思います。私はソニーグループを現物保有しており、RSIが50下抜けした4/30(金)からは手持ち現物のヘッジとして売りポジションを持ちましたが(現物と売りを両方持つ、いわゆる「つなぎ売り」)、ここまで下落するなら現物も数量を減らすなり一旦は売っておいた方が利益が大きかったですね…。なお、雇用統計は大して影響ないだろうとノーマークでしたが、単純に週末ということで売りポジションは決済しています。雇用統計で週明け上がりそう!ってときに売り持ち越ししていたら、PTSで現物を追加で買って手当てするという作戦もありますね。ソニーグループはPTSも活況なので。

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

※当ブログでは個別銘柄についての記載がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。

決算後に売り込まれた!ソニーグループの決算とチャートを確認

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記載銘柄:ソニーグループ <6758>

決算発表後に売られたソニーグループ

4/30(金)は月末かつ連休前日で地合いも悪かったとはいえ、4/28(水)に決算発表したソニーグループの株価は-7.7%と大幅安でした。当日のソニーグループ売買代金はダントツ1位で、全体の雰囲気を重くした筆頭だったと思います。決算時に示した今期見通しはサプライズがなく売られたというニュースありましたが、そんなに売り込まれるような今期見通しなのか、または連休前と合わせた決算プレイなのか?今期見通しを見てみます。

 

今期見通し

セグメントが多いので、細かい数字は省いて見通しをざっと示します。

(1) ゲーム&ネットワークサービス(増収・減益)

・PS5の目標販売台数には半導体供給の制約を織り込み済み

・ゲーム有料会員の維持、拡大見込み

・自社制作ソフトウェア強化

PS5のコスト改善として、7nmプロセス半導体製品の歩留(良品率)向上も関わってくると思います。勝手なイメージですけど先端プロセスなので量産初期は歩留厳しかったのではないでしょうか。継続した歩留改善でコスト改善しそうに思います。CPU販売元のAMDがプライスダウンしなければ、AMDの利益率が変わるだけかもしれません

 

(2) 音楽(増収・減益)

・先期の「劇場版 鬼滅の刃」大ヒットに対して慎重な見通し

・音楽は継続的に成長見込み

・買収など積極的な戦略投資を進める

14%減益見込みですが「劇場版 鬼滅の刃」が米国で絶好調とのことなので、上振れありそうに思います。アニメ2期も今年中とのことで、また鬼滅の刃が流行りそうな気がします。

 

(3) 映画(増収・増益)

・米国で自社ヒット作の続編を劇場公開予定

・2022年以降の配信権はNetflixやDisneyと良好な条件でライセンス締結

 

(4) エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(増収・増益)

スマホ分野を黒字化した経営チームで事業運営継続

 

(5) イメージング&センシング・ソリューション(増収・減益)

・研究費増加予定、生産設備拡張を継続

・ロジック回路半導体のキャパシティは確保済み

・車載やセンシング領域を中長期的に進める(来月IR Dayで説明予定)

研究開発費増加で減益見込みです。リソース投入しているこのセグメントがどうなるかがポイントのように思います。追加説明内容を見てみたいです。

 

(6) 金融(減収・増益)

・前年度のような運用益は見込まず

ソニー生命保有契約高の拡大見込み

 

Totalでの前年度比見通し

・売上 +8%

・営業利益 -4%

・税引前利益 -24% (コンセンサスに対して-7.4%)

新型コロナウィルス感染状況が不透明な中では業績見通しが保守的なことはある程度仕方ないことだと考えています。見通しが保守的な場合は決算直後に売り込まれても5月末以降は株価回復基調になることが多いという日経新聞の記事もあり、下げは一時的かもしれません

 

ネガティブ要因は何か?

私はソニーグループ株を所有しています。自分が保有している銘柄はついつい良さそうなところだけを探しがちなので、意識してネガティブ要因として何があるのか整理してみます。

 

自社株買いは無いかも?

前回は3月末まで自社株買いの枠がありましたが全く買っていません。会社側は株価水準や投資機会が増えていることを踏まえ実施なし、と説明してます。今回も買収費用などに充てることは考えられると思います。自社株買いは株数を減らすことでEPS(1株あたり純利益)を上げますが、買収の結果として自社株買い以上にEPSが上がる見込みなら問題ないと考えます。どこか買収したら、自社株買いの何%相当か?と考えてみると面白いかもしれません。

 

PS5の生産状況に不安?

PS5に搭載するCPU、GPUAMDのもので台湾のTSMCで生産しています。TSMC決算については過去記事ご参照ください。

ynark.hatenablog.com

 半導体不足がニュースになる昨今では、特に自動車向け半導体の生産が強化されるとなると何らかの生産影響が出るかも知れません。PS5自体の収益は赤字ですが、PS5普及によってソフトウェアやネットワークサービスで利益が出るビジネスモデルなのでPS5生産が滞ると業績見通しにインパクトがありそうです。

 

日足チャート見るとまだ下がある?

ボリンジャーバンド(25日移動平均、±2σ、±3σ)と下段にRSIを示しています。

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ボリンジャーバンドについて

バンドの幅は価格の標準偏差σ(平均値からどの程度分散しているか)を示します。

・価格が上のバンドに触れたら買われ過ぎとみなされる

・価格が下のバンドに触れたら売られ過ぎとみなされる

 

ボリンジャーバンド活用例

(1) 価格が下のバンドで反発して移動平均線を上抜いたら、上値目標値を上バンドに設定(下値目標値は逆)

(2) 価格が上のバンドと移動平均線の間で上下している場合に強い上昇トレンドとみなす(下降トレンドは逆)

 

RSIについて

・70以上で買われ過ぎとみなされる

・30以下で売られ過ぎとみなされる

 

RSI活用方法の例

(1) 30以下が売られ過ぎなので買い、70以上は買われ過ぎなので売り(レンジ相場で活用)

(2) 30ライン割れから上抜けで買いサイン、70超えから70下抜けで売りサイン

(3) 50上抜けを買いサイン、50下抜けは売りサイン

これらテクニカル指標の活用例は下記書籍を参考にしています。


マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド (ウィザードブックシリーズ) [ ジョン・J・マーフィー ]

 

テクニカル指標とは?という方は下記書籍がおすすめです。


7日でマスター株チャートがおもしろいくらいわかる本 [ 梶田洋平 ]

 

ボリンジャーバンドの-2σを明確に割り込み、売られ過ぎとみなされます。既に活用例(1)にある下値目標値付近まで下げています。ただし-3σには至っておらず、-2σ〜-3σを上下しながら下がるような下降トレンドにもなりえるのでボリンジャーバンド活用例(2)に当てはまる動きになるのか注目しています。

RSIは売られ過ぎ水準に達していないので、もう少し下があるかもしれません。 

 

週足チャートが崩れそう?

ボリンジャーバンド(26週移動平均、±2σ、±3σ)とRSIを示しています。

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26週移動平均を下抜けると、ボリンジャーバンド活用例(1)によれば-2σで目標株価9,000円程度になります。

RSIは売られ過ぎ水準に達していないので、もう少し下があるかもしれません。 

9,000円まで下がったら驚きですけど…。ただ、相場はなんでもアリなので、連休明け以降に下降トレンドになるのか?チャートがどうなっていくか注目したいと思います。

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

※当ブログでは個別銘柄についての記載がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。

GW前&決算後の下げは買い場?アンリツの決算、チャートなど確認

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記載銘柄:アンリツ <6754>

GW前&決算後の下げ=買い場?

4/30(金)は月末かつ連休前日ということもあり、日経平均TOPIXマザーズとも下げました。個別銘柄としては私がザラ場で見ていたところだと特にアンリツソニーグループの下げが印象的でした。これらは決算後ということもあり、地合いの悪さに加えて決算プレイによって下げが加速させられたように思います。決算プレイによる下げは買いチャンスとなることがありますので、売り込まれるような決算内容だったのか?現状はどの程度売り込まれているのか?この記事ではアンリツについて内容をみていきます。

アンリツ <6754>

通信系測定機の企業で、携帯電話や基地局に強く5Gのテーマ銘柄。4/27(火)に2021年3月期の決算を発表。

決算内容の確認

2021年3月期(先期)実績

・税引前利益:198.38億円(コンセンサス:195.77億円)

内容を見てみます。決算説明会資料(ノート付き)によると「主力事業のT&M(Test & Measurement)はアジアでの5G開発需要が順調だったが、新型コロナ状況悪化により米国と日本で顧客の投資が慎重になったため、売上が前年同期比-0.5%になった」という内容の説明があり、需要の先送りがあったと見られます。なお、T&M事業の地域別売上を見ると、米国23%、日本18%と合わせて41%を占めています。

 

2022年3月期(今期)予想

・税引前利益:205.00億円(コンセンサス:233.13億円)

・想定為替レート:1ドル=105円

・前提条件:各地域にて新型コロナ感染が1年続く見込み

 

中期経営計画(決算発表とともに開示)

2024年3月期 予想営業利益:270億円(市場推定:300億円程度)

今期予想、中期経営計画ともに市場予想より10%程度低くなっています。市場関係のニュースでは、これが悪材料とみなされて売り込まれているという内容が出ています。

現状の新型コロナ感染状況からは強気の見通しが出しにくいこと、先送りされた需要があることを考えると、去年の5月水準まで売り込まれるのはやり過ぎかな?と思います。前回記事のANAみたいに強気見通しのところもありますが、あちらは資金繰りの関係で予想を黒字にしておかないと…なんて個人的には捻くれた見方していますけど…。

ynark.hatenablog.com

 

チャートの確認

チャートではボリンジャーバンドとRSIを見てみます。ボリンジャーバンドは買われすぎ、売られすぎを示すオシレーターを組み合わせることで判定の効果が高まると書籍「マーケットのテクニカル分析」にありますのでRSIと合わせてあります。


マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド (ウィザードブックシリーズ) [ ジョン・J・マーフィー ]

 

ボリンジャーバンド

バンドの幅は価格の標準偏差σ(平均値からどの程度分散しているか)を示します。

・価格が上のバンドに触れたら買われ過ぎとみなされる

・価格が下のバンドに触れたら売られ過ぎとみなされる

ボリンジャーバンド活用方法の例

(1) 価格が下のバンドで反発して移動平均線を上抜いたら、上値目標値を上バンドに設定(下値目標値は逆)

(2) 価格が上のバンドと移動平均線の間で上下している場合に強い上昇トレンドとみなす(下降トレンドは逆)

 

RSI

・70以上で買われ過ぎとみなされる

・30以下で売られ過ぎとみなされる

RSI活用方法の例

(1) 30以下が売られ過ぎなので買い、70以上は買われ過ぎなので売り(レンジ相場で活用)

(2) 30ライン割れから上抜けで買いサイン、70超えから70下抜けで売りサイン

(3) 50上抜けを買いサイン、50下抜けは売りサイン

 

日足チャート

ボリンジャーバンドは25日移動平均線、±3σとしています。

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ボリンジャーバンド-3σ=2,228円に対して、価格は2,128円と売られ過ぎ

・RSI=22.9と、30を下回り売られ過ぎ

 では、売られ過ぎだから買いか?というと一概には言えないと思います。というのは、下降トレンドが発生するとバンドに沿って下落したり、RSIも下限0に張り付きということもありえます。ここから短期的にリバウンドを狙うならRSI活用(2)を適用するのが無難かと思います。

 

需給状況

4/30(金)での需給を見てみます。

逆日歩:0.05

・信用倍率:0.85

逆日歩あり、信用倍率1以下で 売り残>買い残 となっています。短期的には、株価が上がり始めたら買い戻しによって勢いよく上がるかもしれません。

 

まとめ

・今期以降の業績見通し内容でここまでは売られ過ぎに思う

・チャートは売られ過ぎを示すが、買いは反転サイン出てからが無難

・需給は売られすぎ、上がり始めたら勢いがつきそう

 最近は月末の下げで買って、月初の上げで売るとパフォーマンスが良かったので、私は4/30(金)に下げた銘柄をアンリツ含めていくつか打診買いしました。短期〜中期目線で買いサイン(RSIが30上抜けなど)が出たら追加買い、思惑と異なりGW明けも下がるなら下降トレンドを警戒してひとまず投げようと考えています。

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 当ブログでは個別銘柄についての記載がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。

【アフターコロナ】ANA今期最終予想は黒字浮上!アフターコロナ銘柄の買い場を探る!

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記載銘柄

ANAホールディングス<9202>、日本航空<9201>、東日本旅客鉄道<9020>、エイチ・アイ・エス<9603>

ANAホールディングスが4/30(金)に2021年3月期(先期)の決算、2022年3月期(今期)の見通しを発表しました。先期の結果はコンセンサスとほぼ変わらずのものでしたが、今期業績予想は黒字で経常利益+50億円、当期純利益+35億円の見通しとなっています。コンセンサスの-1,450億円に対してかなりの強気見通しです。発表された内容を見ていきます。

 

決算内容と今期予想

2021年3月期 決算内容

・売上高:7,286億円(会社予想:7,400億円)

・経常利益:-4,513億円(会社予想:-5,000億円、コンセンサス:-4,525億円)

ポイントは下記となります。

・コロナ禍の影響により旅客需要が大幅に低迷

・貨物の増収と費用削減により、通期業績予想よりも改善

以前の記事にてなんとなく予想していましたが、貨物は半導体・電子機器などの需要が大きく予想より上振れとのことです。

ynark.hatenablog.com

 

2022年3月期 予想

・売上高:13,800億円

・経常利益:50億円(コンセンサス:-1,450億円)

 今期予想の前提は下記とのことです。

・国内線:コロナ前に対して年度平均80%までの回復を想定。7-9月から回復に向かい、10月-翌年3月には90%までの回復を見込む。

・国際線:コロナ前に対して年度平均50%までの回復を想定。コロナ前水準に戻るのは2024年3月期末と見込む。

国内のワクチン接種状況をみると国内線、国際線ともに回復想定が結構強気かなと思います。こうなると同業の日本航空が5/7(金)の決算発表でどのような今期見通しを出してくるのか興味深いです。なお、日本航空の今期最終経常利益のコンセンサスは-750億円となっています。日本航空が今期も赤字という発表をしたらANAもツレ安になるかも知れませんし、こっちも黒字浮上となったらアフターコロナ銘柄が強く物色されるように思います。

 

チャートの確認

結局は新型コロナ感染状況の今後が不透明なので、アフターコロナ銘柄の業績予想もあまり重視されないかも知れません。そこで株価変化は主に需給によると考え、チャートから買い場を探っていきたいと思います。以下、各銘柄のチャートを示します。株価(移動平均線:75日)、出来高、テクニカル指標は今回はMACDとRSIを表示しました。

※これまでは、MACDより先行するストキャスティクスを示していましたが、MACDがどれもゴールデンクロスしたのでRSIに変えています。

テクニカル指標ってなんだろう?という場合はこちらの書籍がわかりやすいと思います。


7日でマスター株チャートがおもしろいくらいわかる本 [ 梶田洋平 ]

 

MACD0より下でゴールデンクロスすると買いサイン、0より上でデッドクロスすると売りサインだと言われます。

・RSI:70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎを示すと言われます。

以下、RSI活用方法の例です。

(1) 30以下が売られすぎなので買い、70以上は買われすぎなので売りという考え(レンジ相場で活用)

(2) 30のラインを割ってから上抜けたら買いサイン、70を超えてから70を下抜けたら売りサイン

(3) 50を上抜けるところを買いサイン、50を下抜けるところは売りサイン

 このRSI活用例として参考にしたのは下記書籍です。


マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド (ウィザードブックシリーズ) [ ジョン・J・マーフィー ]
 

ANAホールディングス

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・75日線がわずかに上向き、75日線がサポートしそうな感じです。

MACDは0ライン下でのゴールデンクロスで買いサインが出ているようです。

・RSIは53で、上記(3)の買いサインにあてはまります。

買いサイン出ていますが、連休明けに決算を織り込むので注意したいところです。強気の今期見通しが市場でどのように受け取られるのか注目です。4/30(金)のADRでは株価3%程度上がっています。

 

日本航空

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 ・75日線が上向き、75日線がサポートしそうな感じです。

MACDは0ライン下でのゴールデンクロスで買いサインが出ているようです。

・RSIは50.3で、上記(3)の買いサインにあてはまります。

買いサイン出ていますが、決算が5/7(金)とまだなので注意したいところです。

 

東日本旅客鉄道

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・75日線が上向き、株価は75日線より下で、ここから上抜けるか注目したいです。

MACDは0ライン下でのゴールデンクロスし始めて買いサインが出ているようです。

・RSIは47と上向いていますが上記(3)の買いサインには至っていません。

買いサインまでもう少しといった感じでしょうか。

 

エイチ・アイ・エス

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先週記事に書いた「強気の下降ウェッジパターン」から上放れしそうですが、しきれていません。最後の日足が4/30(金)なので、月末そして連休前という持ち越ししたくない日だったという影響もありそうですが…。ここから出来高ともなって上放れしたら買いサインになると思います。

ynark.hatenablog.com

・75日線が上向き、75日線がサポートしそうな感じです。

MACDは0ライン下でのゴールデンクロスで買いサインが出ているようです。

・RSIは54で上記(3)の買いサインにあてはまりますが、少しダレているのが気になります。

なんといってもウェッジパターンから上放れするのか注目です。 

 アフターコロナ銘柄 まとめ

・業績予想が強気でも前提条件は不確実な状況

・チャート的には一部買いサインが出たり、これから出るかの分かれ道

・業績回復タイミングは不明確だが、将来的には回復すると考えてウォッチ継続

 私はデイトレードではこれらの銘柄を結構触っていますが、上値余地は十分あると思うので中長期目線ではINタイミングは焦らなくても良いかと考えています。

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

※当ブログでは個別銘柄についての記載がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。

アドバンテスト決算内容と競合米国メーカーTeradyne <NASDAQ:TER>について

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本日4/27(火)、アドバンテストの本決算発表がありました。決算内容を見ていくと、競合の米国テスターメーカーTeradyneに注目しても面白いかと思います。なお、Teradyne <NASDAQ:TER>の決算発表は日本時間で4/28(水)7:00です。

アドバンテスト <6857>決算内容

アドバンテスト半導体製品のテスターメーカーです。競合のTeradyneとざっくりシェア二分していますがアドバンテストの方が売上、利益ともやや上です。では、決算内容を見てみます。

本決算内容

・売上:3,127億円(+13.4%)

・営業利益:707億円(+20.5%)

 

今期(2022年3月期)予想

・営業利益:850億円(+20.2%) アナリスト予想の864億円を下回る

 

今後の見通し

スマートフォンや、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)用の先端SoC向けテスターの需要拡大を予想。

・電子機器の省電力化や自動車産業の復調を反映したアナログ半導体テスター需要拡大を予想

・メモリの微細化や多層化が試験需要を牽引し、メモリテスター事業も堅調に推移と予想

どのくらいの市場規模を考えているかというと、下記とのことです。

SoCテスター市場

・2020年実績 $30億 →  2021年予想 $34億(+13.3%)以上

メモリテスター市場

・2020年実績 $12億 →  2021年予想 $13億(+8.3%)以上

以上のアドバンテストの決算で出てきた情報より、競合の米国テスターメーカーであるTeradyne <NASDAQ:TER>の物色も面白いのではないかと考えました。なぜかというのは下記となります。

 

Teradyne <NASDAQ:TER>について

Teradyneの強みと弱みは下記のイメージです。

スマートフォンSoC (iPhone)向けが強い

・車載用SoCに強い

CMOSイメージセンサーに強い

・メモリには弱い

 アドバンテストによる2021年のテスター市場規模予想によると、SoCテスター市場の伸びがメモリテスター市場よりも大きくなっています。そうなるとTeradyneの業績の伸びが大きくなるのではないかなと思います。また、下記記事にも書いたのですがソニーグループはスマートフォンのカメラ向けCMOSイメージセンサーを生産するのに工場棟を増設したばかりですし、ここの需要もあると思います。

ynark.hatenablog.com

 ちなみに、Teradyneも2021年のテスター市場予想を1/28の前回決算発表時に出しています。内容は下記です。

SoCテスター市場

・2021年予想 $33〜38億

メモリテスター市場

・2021年予想 $8〜10億

アドバンテストよりもSoCテスター市場が大きめで、メモリテスター市場が小さめです。自分のところが得意なところを大きめにして、不得意なところを小さめにしているのか…ちょっとわかりませんが。

冒頭でも触れましたが、Teradyne <NASDAQ:TER>の決算発表は日本時間4/28(水) 7:00となりますので、明日の朝には市場規模の予想についても何かアップデートしてくるかもしれません。決算前を狙うならチャンスは今晩までとなります。1株で1万5千円弱から買えるので、アドバンテストを買うことに比べたら(アドバンテストは最小単位100株で104万8千円)INタイミングの精度がまずかったときのダメージは少ないです。常にちゃんと狙いなさいって話ですけど。

日足チャート

ということで、最後にTeradyneの日足チャートを確認しておきます。移動平均線は100日です。モメンタム(Mom)とMACDも示してみました。

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提供:TradingView

100日線にタッチして上げてきたところで、モメンタムが0ラインを上抜け、MACDは0より上ですがゴールデンクロスしかけています。決算後はどうなるかわかりませんが、現状はそんなに高値で掴むという感じでも無いように思います。

海外銘柄の調査には下記があると便利です。


週刊 東洋経済増刊 米国会社四季報2021春夏号 2021年 4/28号 [雑誌]

 

国内外の競合についての関係性は下記が見やすいです。


「会社四季報」業界地図 2021年版 [ 東洋経済新報社 ]

 

テクニカル分析には下記を参考にしています。


マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド (ウィザードブックシリーズ) [ ジョン・J・マーフィー ]

 

 今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

※当ブログでは個別銘柄についての記載がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。