記載内容:日経平均、東京エレクトロン、信越化学
日経平均、持ち合い上限?
ここのところ日経平均ですが、高値と安値が3ヶ月程度のサイクルで来ているように見えます。高値が8月、11月なので次は2月?…一応、警戒しておこうかな?ということで日経平均、年初の下記記事で注目していた東京エレクトロン、決算ポジティブで値を上げている信越化学について見ていきます。
日経平均と東京エレクトロンのペア
下図は、日経平均(上段)と東京エレクトロン(下段)の日足です。高安つけたところに日付を入れました。
まずは日経平均ですが、昨年中盤から前述のように3ヶ月程度のサイクルで高安付けている印象です。この流れだと、そろそろ持ち合い上限のように見えます。
次に東京エレクトロンです。ここは日経平均の構成率2位(5.79%)であり、日経平均とは深い関係にあります。日経平均と近いタイミングで高安付ける傾向がありそうですが、変化水準は異なっています。例えば8月は、日経平均は大きく上げて直近高値を超えていますが、東京エレクトロンは上昇が比較的に小さく直近高値の半分程度しか上がらない、といった感じです。
日経平均は持ち合い上限っぽさがある一方で、東京エレクトロンは2/9(木)の決算内容が好感されて値を上げ始めたところです。となると、日経平均が下がって東京エレクトロンも下げた場合、東京エレクトロンの方が下落が小さく済むのかな?なんて思いました。
ロング・ショートペア?
ということで、日経平均ショートの東京エレクトロンをロングというペアトレードも良さそうかなと考えています。東京エレクトロンの半額分を日経ダブルインバースで、というのも資金が抑えられてよさそうかなとも。
以下ではもっとシンプルに、目先下がるなら東京エレクトロンの押し目がどのあたりかも考えてみました。
東京エレクトロン
下図は週足です。現状は逆ヘッド&ショルダーズ(逆三尊)っぽい形から、ネックラインを超えたように見えます。ネックライン越えから大きく上昇してくれれば良いのですが、日経平均の下げサイクルに巻き込まれて下がるかも知れません。その場合、ネックラインが目安になるかと思います。ここを割らずに済むなら上、割ってしまうと更に下を想定していきたいと考えています。
日経平均がどうなろうが、東京エレクトロンもSCREEN同様に図中①みたいに上がればベストですけど。なおSCREENのチャートはこんな感じです。
信越化学
好決算で、大きめに値を上げています。これでもPER=11程度で指標的には割高感ないのですが、チャートを見るとRSI=77と、買われ過ぎ水準と言われる70を超えています。といってもRSIは上昇トレンドが強ければ100もあるので「値」だけで判断しない方がよさそうですが。
以下、日経平均の下げに巻き込まれた場合の利確タイミングを考えてみました。
前回決算の後も株価は上昇したのですが、なんだかんだでその後は下げる場面もありました。前回決算後の値動きから考えると下記がポイントかなと思います。
① ボリンジャーバンド(BB) +2σ割れ
② RSIが70下抜き
③ MACDがDC
既に①は実現、今後②、③と続くのか否か注目しています。個人的には①〜③の各タイミングで分散して利確する計画です(既に①タイミングで一部利確済み)。「二度に買うべし、二度に売るべし」って言われますけど、まさに複数回に分けた売買の方がリスクが少ないと思います。値がさ株だとやりにくいのですが、これからは株式分割も進むので楽になりそうです。
今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。
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