日米ともに決算シーズン!半導体関連で日本株に先行する米国株の決算日程などチェック!

記載銘柄:Teradyne (TER)、Lam Research (LRCX)、SCREEN、アドバンテスト

 

決算シーズン到来!

そろそろ決算シーズンです。半導体関連は海外の関連銘柄が日本株より先行する日程だったりするので、日本株の売買にも大いに参考になると考えています。

 

半導体関連の決算日程

半導体関連としては、1月は下記銘柄に注目しています。海外銘柄は、Teradyne → TERのようにティッカーで記載しています。

1/24(火)
・ディスコ (日本)

1/25(水)
・ASML (オランダ)

1/26(木)
・TER (米国)
・LRCX (米国)
・信越化学 (日本)

1/27(金)
・INTC (米国)
・KLAC (米国)

1/31(火)
・アドバンテスト (日本)
・SCREEN (日本)

以下では、TERと競合するアドバンテストLRCXと同業種のSCREENについてチャートを見ていきます。

 

TER:1/26(木)決算

半導体テスター大手で、アドバンテストの競合です。以前はSoCテスターはTER、メモリテスターはアドバンテストのような印象でしたが、現在はアドバンテストがどちらもシェア首位のようです。テスター市場はメモリ向けよりSoC向けの割合がかなり大きいので、メモリ不況で大きく下げた株価が決算受けてどうなるのか?気になるところです。

株価を週足で見てみます。26週移動平均線に対して、グランビルの法則でいうところの「買い①」にあるような印象を受けました。勿論、必ず「グランビルの法則」通りになる訳では無いにしても、下落していた移動平均線が横ばいになり株価が移動平均線の上に来たというのは、大きめの転換点となる可能性があるかも?なんて思っています。

前述のようにTERはアドバンテストの競合です。アドバンテストの決算はTERの後になるので、TERの決算内容を見てアドバンテストの売買を検討したいと考えています。

 

アドバンテスト:1/31(火)決算

同様に週足を見てみます。26週移動平均線は既に上向いている状態で、なんとなくグランビルの法則の「買い②」のような感じもします。アドバンテストはPER=12.95で、対してTERはPER=21.97です。アドバンテストの方がPER的に割安感がありそうなので、TERよりも上昇が進んでいるようですがTERよりも上値余地があるのか気になるところです。

 

LRCX:1/26(木)決算

半導体製造装置の大手です。売上比率はメモリ向けが高めなので、業績としてはメモリ不況を食らっていそうな感じがありますが、ここも週足はグランビルの法則でいうところの「買い①」のような印象です。業績は株価に織り込まれているのか?決算通過で株価どうなるのか注目しています。半導体製造装置ということでSCREENや東京エレクトロンが関連銘柄と言えそうです。

 

SCREEN :1/31(火)決算

半導体製造装置の大手です。LRCXや東京エレクトロン(2/9(木)決算)より売上のメモリ向け比率が少ないのですが、今後の業績見通しがどう出るのか注目しています。SCREENの週足もグランビルの法則の「買い①」のような感じがします。

 

関連業種のチェックには業界地図がわかりやすいと思います。海外銘柄も網羅されています。

 

また米国株については米国会社四季報がありますので、こちらも参考になると思います。

 

まとめ

・アドバンテストに先行して競合TERの決算発表あり

・SCREENに先行してLRCXの決算発表あり

・競合、同業種の決算みて後続の売買検討というのもありかも

・半導体関連は26週移動平均が横ばい、上向きの銘柄あり、グランビルの法則が売買タイミングの参考になるかも

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

※当ブログでは個別銘柄についての記載がある場合がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。