記載銘柄:信越化学 <4063>、東京応化<4186>、JSR<4185>
FOMC後に暴落!好決算の銘柄を拾うチャンス?
日米ともに、株価はFOMC後にガッツリ下げました。FOMC前の記事で書いたように様子見スタンスをとって、ポジション縮小しておいて結果的に良かったと思っています。ynark.hatenablog.com
といっても、個人的にはアフターコロナ関連(主にJR東)がガッツリ食らっていますけどね…。ただしこれはコロナ終息まで現物で持つシナリオなのでホールド継続中です。
そんな地獄のような地合いでも、決算発表で好業績だと上がる銘柄もありました。例えば信越ポリマーは1/26(水)に決算で、通期予想は控えめでも3Qの結果が良いという内容でした。決算翌日1/27(木)の地合いは悲惨なものでしたが、ここは終値で+4.5%、その後も連騰中です。
ということは、ここまで下げられた状態で好決算を出したら上値余地が大きいかも?つまり決算確認後に買っても伸びしろがある?と考えています。ただ、長期で考えると米国金利がどうなるかで株価は振らされそうにも思いますが。
今回は好決算だった信越化学の他、1/16(日)の記事で取り上げた銘柄の東京応化、JSRを合わせて見ていきます。ynark.hatenablog.com
信越化学が好決算!
まずは1/27(木)に3Q決算を発表した信越化学です。
経常利益
・3Q累計:IFISコンセンサス+9.2%
・通期:上方修正
IFISコンセンサス+8.5%
配当
・前回予想+100円
(年間300円→400円)
もともとの通期予想が5,000億円でしたが、3Qで4,903億円となったこともあり上方修正しています。ここはいつも控えめな業績予想を出してくるイメージがあることもあって、今回は結構インパクトある好決算だと思います。株価は決算受けて+7.6%となっています。
株価位置RSI=29.98という売られ過ぎ水準(30以下)から好決算での上昇ということで、上値余地がありそうに思っています。
塩ビが非常に好調との内容です。また、シリコンウェハ、フォトレジストといった半導体部材も好調だったとのことですので、続いてフォトレジスト関連の東京応化、JSRと見ていきます。
東京応化 (決算:2/14)
決算予定は2/14(月)と先なのですが、1/28(金)に業績予想の修正を開示しました。
業績予想(12月期 本決算)修正内容
・経常利益:IFISコンセンサス+1.8%
株価位置コンセンサスより上ということで、この株価水準からだったら下よりも上かな?と思っています。ただし、今期(2022年12月期)の見通しは決算日まで出ないでしょうから、大きくは動かないかもしれません。同じくフォトレジストを扱うJSRは週明け1/31(月)が決算予定なので、この内容を見ておきたいと思います。ということで次にJSRです。
JSR (決算:1/31)
TSMCの売上状況や、半導体製品の需給逼迫状況などから考えると、売上は立っていそうに思いますが、1/31(月)の決算発表で内容を確認したいと思います。ここのところ売り込まれてRSI=21.5まで落ちてから30上抜けという買いシグナルが出た状況なので、決算内容によっては上値余地が大きいようにも思います。
株価位置
なお、ここまでのテクニカル指標による売買シグナルは下記書籍を参考としています。
まとめ
・売り込まれた現状なら好決算での上値余地大きい?
・半導体部材は好調な事例が出始めたので狙ってみたい
・長期的な方向性はわからないので、短期目線がよいかも
今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。
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