記載銘柄:東京応化<4186>、JSR<4185>、信越化学 <4063>
荒れ相場ではポジション管理が大切
本日2/16(水)は日経平均+595円と、大幅高となりました。真偽のほどは置いておいて、ウクライナ情勢が良くなったという材料です。相場を荒らす要因はウクライナ情勢だけでなく、今晩のFOMC議事要旨など米国金利がどうなるかなど、様々あるといった状況に思います。今、大切なのは荒れる相場に対応できるポジション管理ではないかと考えています。レバレッジ効かせて買いでも売りでも大きくポジション取るという場面でもないかなと。もっと読みやすい相場が来た時にしっかり利益を取っていけば良いかなと思っています。
事前に狙いを定めるという準備
とはいえ、この業績やPER、PBRでこの株価なんだ…というものも見受けられます。そういったところを地合い好転を見計らって少しづつ買っていく準備をしておきたいと思います。
以下、前回の記事で取り上げた銘柄の東京応化、JSR、信越化学について見てみます。
業績、指標、株価変化をチェック
各銘柄について、下記項目を表にしてみました。
・業績 (経常利益のIFISコンセンサス比)
・PERとPBR (2/16(水)時点)
・株価変化 (決算前 → 2/16(水)終値)
東京応化
決算翌日は地合いが悪くても前日比プラス、地合いの良い本日は株価+6.53%と決算が好感されているようです。また、熊本に事業用地を取得しておりTSMCとの連携強化がありそうな予感もします。
JSR
通期予想が据置きで控えめな印象ということもあるのか、株価は下げています。ただし通期IFISコンセンサスに対して3Q進捗率=83%という内容を考えると、通期はコンセンサス以上が期待できるかな?と思っています。
信越化学
3Q業績良く、通期上方修正して決算後は値を上げていたのですがここのところ軟調気味です。外国人も多く持っている銘柄なので、昨今の株価下落を受けて売らなければならない投資家もいるのかな?なんて思っています。PBR=2.5とはいえ、PER=15というのは割高感ないように思います。
続いて、株価チャートを見てみます
株価チャート
チャートは日足で、テクニカル指標としてMACD、RSI、モメンタムを示しています。なお、売買シグナルについては下記書籍を参考にして下記内容で判定しました。
・MACD:0ライン下でGC
(ゴールデンクロス)
・RSI:50上抜き or 30上抜き
・モメンタム:0ライン上抜き
東京応化
下記、買いシグナルが出ているようです。
○ MACD:0ライン下でGC
○ RSI:50上抜き
○ モメンタム:0ライン上抜き
JSR
MACDは買いシグナル、モメンタムは0ライン付近まで上げています。ここから上抜くのか注目してみたいです。
○ MACD:0ライン下でGC
× RSI:50上抜き or 30上抜き
△ モメンタム:0ライン上抜き
信越化学
今回見たテクニカル指標では、買いシグナルは出ていないようです。今後の動向に注目しています。
× MACD:0ライン下でGC
× RSI:50上抜き or 30上抜き
× モメンタム:0ライン上抜き
とはいえ買いにくい状況は継続?
銘柄をチェックしてみましたが、まだまだウクライナ情勢も決着ついていませんし、このあとのFOMC議事要旨の開示で何が出てくるかわかりません。
冒頭で述べたように、今は地合い好転したときに狙う銘柄を絞っておき、数回に分けて買えるような資金管理が大切なのかなと思います。
今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。
※当ブログでは個別銘柄についての記載がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。