日本製鉄、テクニカル指標が好転?

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記載銘柄:日本製鉄 <5401>

やっと買いシグナルが?

以前の記事(2021/11/13付)でそろそろ株価が底堅い?と考えていた日本製鉄ですが、信用倍率(信用買い/信用売り 比率)が40以上もあるという需給の重さ、またオミクロン株の出現や米国利上げが早まりそう、といった悪材料の連続によって株価は低迷していました。

前回記事のまとめで「反転の兆しをテクニカルでチェック」としていましが、本日の株価上昇でやっと買いシグナルが出たテクニカル指標がありますので、以下で見ていきます。

ynark.hatenablog.com

 

テクニカル指標チェック

前回記事で見ていたテクニカル指標、MACD、RSI、モメンタムについて見ていきます。
なお、買いシグナルについては下記書籍を参考にしています。

株価チャート
日足にMACD、RSI、モメンタムを示しています。f:id:ynark:20211207173215p:plain

前回チェックした11/12(金)時点では、各項目とも売買シグナルは出ておらず、これから出るか?という段階でしたが、本日は買いシグナルが出ています。

○ MACD:0ライン下でGC
○ RSI:30割れ後に30上抜き
    & 50上抜き

○ モメンタム:0ライン上抜き

支持線になっていた1,880円まで戻ってきたという状況です。ここから、このラインが抵抗線にならずにテクニカル指標が示唆するように上昇基調になるのか注目しています。

 

でも結局は地合いと信用倍率次第?

テクニカル指標は買いシグナルを示していますが、12/10(金)はメジャーSQ、米国では12/14(火)〜12/15(水)にFOMCがあります。このようなイベントで株価は振らされるかもしれませんし、信用倍率が低下しないと戻りを売り仕掛けられるかもしれません。予想配当利回り8.74%というのは魅力ですが、大きく信用買いで持つというのではなく現物で持っておく方が無難だと思います。

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。
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