コーセルが2Q業績予想上方修正で通期も期待できる?

記載銘柄:コーセル、リョーサン

 

コーセル 2Q決算:12/19(月) 

スイッチング電源などを手がけるコーセルが12/19(月) 11:00に2Q決算発表の予定です。既に12/9(金)に業績予想修正を出しており、経常利益は前回予想に対して+60.3%という大きめの上方修正をしています。そして、その文書にて以下のことが記されています。

「通期の業績予想および配当予想につきましては、現在策定中であり、2022年12月19日に予定しております第2四半期決算発表時に公表する予定であります。 」

2Qを前回予想に対して大きく上方修正してきたので、普通に考えたら通期上方修正で増配かな?と思います。業績予想修正の翌営業日は株価+8.56%となっているので織り込みは進んでいるでしょうが、決算発表時間が11:00と取引時間中なのでどう動くのか注目しています。閑散気味な相場環境の中、上でも下でもデイトレードで値幅が取れるような動きになるのでしょうか。なお、現在の株価位置は下記となっています。

 

関連銘柄としてのリョーサン

ちなみにコーセルの取引先として、エレクトロニクス商社のリョーサンがあります。好業績を受けて株価は上がっていますが、まだPER=9.8、PBR=0.68、配当=5.12%という状況です。併せてリョーサンも見ておきたいと考えています。

モメンタムが0上抜けしており、MACDが0以上でゴールデンクロスして更に上昇できるのか注目しています。

 

半導体関連は弱いけれど…

コーセルの1Q決算発表資料によると、日本と北米向けに半導体製造装置(前工程=ウェハプロセス)の需要が大幅増となっています。通期見通しで半導体製造装置関連のコメントに変化があるのか見ておきたいと思います。

日米の半導体製造装置関連銘柄は中国向け規制の影響がクローズアップされていますが、その代わりに米国や日本で半導体工場をバンバン新設するから…という話が装置メーカー側とついていたりしないのでしょうか。政府は民間に利益を奪う様な要求をするので、何らかの見返りを与えるディールがある気がしますけど。日米とも補助金たくさん出して工場新設ラッシュにもほどがあるような…。

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

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