記載銘柄:SUMCO <3436>、フェローテック <6890>、東京応化工業 <4186>、アドバンテスト <6857>、信越化学工業 <4063>
8/30(月)の東京市場は反発して日経平均+148円(+0.54%)の27,789円でした。ジャクソンホール会議通過で米国市場が上げたことを受けて、8/13(木)以来の高値です。前回記事にて注目した半導体関連銘柄の値動きがどうだったのか、テクニカル的にどういう状態なのか確認しておきます。なお、前回記事は下記となります。
チャート確認
それぞれの日足チャートを見てみます。チャートには25日移動平均線と、MACD、RSIを示しています。 MACD、RSIについての簡単な説明は下記書籍が参考になります。
売買のシグナルは下記書籍を参考にしています。
SUMCO
直近の株価は戻り基調ですが、25日移動平均線の下です。ここがレジスタンスとならずに上抜けられるか注目です。
・MACD:0ラインより下でゴールデンクロスして、買いシグナルです。
・RSI:売られ過ぎの30を割ってから戻し基調です。ここから50を上抜けると買いシグナルと言われます。
フェローテック
本日+7.28%と大幅高となり25日移動平均線の上にきました。Wボトムのように見えます。なお、直近の高値は決算翌日にストップ高になったときです。
・MACD:0ラインより下でゴールデンクロスして、買いシグナルです。
・RSI:50を下抜けてから30は割れていませんが再び50を上抜けており、買いシグナルです。
東京応化工業
今日の地合いでも-0.6%と下落して、株価は25日移動平均線の下です。
・MACD:0ラインより下にあります。ヒストグラムは0ラインに向かって縮んでおり下降トレンドが弱まっていることを示しています。ヒストグラムがプラスに反転してゴールデンクロスになる買いシグナルが出るか今後に注目です。
・RSI:売られ過ぎの30を割らず、50以下にあります。とくにシグナルはないようです。
アドバンテスト
直近の株価は戻り基調で、ザラ場では25日移動平均線の上に行く場面がありましたが、終値では下です。ここがレジスタンスとならずに上抜けられるか注目です。
・MACD:0ラインより下でゴールデンクロスし始めたところで、買いシグナルです。
・RSI:50を上抜ける買いシグナルまでもう少しです。
信越化学工業
本日、株価は25日移動平均線上に乗ったという感じです。
・MACD:0ラインより下でゴールデンクロスしていますがヒストグラムの伸びは小さくなっています。買いシグナルですが、上昇トレンドは弱い状況です。
・RSI:50を上抜ける買いシグナルまであとわずかです。
ここのところ月末は安い
直近の7月末まで、日経平均は11ヶ月連続での月末安となっています。ここまでくるとアノマリーなのかなんなのか…ということで明日8/31(火)も安いかもしれません。では月初は高いのか?というとなんとも言えません。一応、投資信託の買い付けが月初にあるから上がりやすいなんて言われたりもするようですが。
月初が高いかはわかりませんが、明日も恒例の月末安となったら、もう少しで買いシグナルが出そうでも出ないという状況になりそうです。資金管理が明確ならば、あえて月末下げたところを打診買いしてみるのも面白いかもしれません。無難に行くならシグナルが出てから行動だとは思います。
まとめ
・半導体関連は一部で買いシグナル
・月末安で打診買いもアリかも?
(ただし資金管理が必須)
・無難にいくならシグナル出てから
今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。
※当ブログでは個別銘柄についての記載がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。