TSMCの売上は4-6月が底?
7/20(木)に台湾の最大手ファウンドリーであるTSMCのQ2(4-6月)決算発表がありました。
TSMC Q2(4-6月)決算
・Q2 (4-6月)実績:$156.8億
・Q3 (7-9月)予想:$167〜175億
Yahoo! finance アナリスト予想平均だとQ3売上予想:$176.8億なので、市場予想より低めのようです。Q2が底というのはポジティブ要因のように思いますが、TSMCの株価が市場予想を織り込み済みと考えると株価反応が厳しくなることも想定しておきたいと考えています。
ディスコも売上回復見込み?
また、日本ではディスコのQ1(4-6月)決算発表がありました。
ディスコ 売上実績と予想
・Q1 (4-6月)実績:539.61億円
・Q2 (7-9月)予想:653.39億円
Q2予想売上はQ1に対して+21%と伸びています。ただし、Q1実績、Q2予想ともに市場予想に対して下回っているようですので、株価反応がどうなるか注目したいです。
直近は株価反応厳しい?
マイクロン・テクノロジーの決算が6/29(木)早朝にあり、内容は底打ち感があったものの株価は下げ続ける展開となりました(先週からは戻し気味ですが)。以前にも本ブログで記載したのですが、底打ち感があっても株価下落する展開が続くことを警戒しておきたいと考えています。
7月は米国株は上がりやすいイメージですが、半導体関連はここまで上げ続けた銘柄も多いので、バカンス前に利確しておきたい向きもいるかな、と。とはいえ今年の半導体関連はシリコンサイクル的に伸びそうと考えているので、買い目線でウォッチしていくつもりです。
半導体は長期的には伸びそうだけど夏枯れ警戒
SOX指数の月足を見てみます。変化率を見やすくするために縦軸は対数としています。今年は3〜4年に一度の月足MACDがゴールデンクロスする年となっており、シリコンサイクル的にも上昇期待できる?と思っています。
今年はまだ陰線が4月のみです。ここから季節性で下がりやすい、いわゆる夏枯れの8月〜9月には陰線が出ても仕方ないレベルかな?と思うので、長期的に買い目線でも柔軟な売買で立ち回っていこうと思います。
今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。
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