決算シーズン!半導体関連株はディスコの上昇に続けるか?

ディスコが決算翌日に大幅高

4/20(木)に本決算発表があったディスコが、決算翌日に株価+14.05%と大きく伸びました。今期(23年1Q)の出荷額は更に減少しそうだという内容でも大幅高となっており、「この上げは本物なの?」と思われたりもしたのではないでしょうか。決算後のPTSでは下げていましたし…。このブログでは、シリコンサイクル的に2018年〜2019年の株価動向が現状の参考になるのでは?とよく書いていますが、今回も2018年〜2019年の半導体不況期の株価をおさらいしてみました。

 

出荷額と株価の関係

2013年以降の四半期ごとの出荷額が決算資料にありましたので、それに合わせて3ヶ月足を示しました。下図の上段が株価(3ヶ月足)、下段が決算資料からの出荷額です。

2019年中頃まで半導体不況期でディスコの出荷額もその辺りが底となっていますが、株価は出荷額が底を打つ前の2018年4Q(1〜3月)から上昇しています。以前の記事でも書いたのですが半導体関連株は市況底打ち前に上がる傾向がありそうなので、今回のディスコの上げも本物かなと思っています。1日単位では値を戻すこともあるでしょうが、上記のチャートみたいに3ヶ月単位で見たら上がるターンなのかな?と。これから決算シーズンですが、半導体関連は決算後に大きく動くことも考えて準備しておきたいと思います。

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決算発表日のチェック

日米ともに決算シーズンなので、半導体関連事業をもつ銘柄の来週の決算発表予定をチェックしておきます。なお、海外株は日本時間の日付で記しています。

4/26(水)
・アドバンテスト
・信越ポリマー

4/27(木)
・TER (米国)
・KLAC (米国)
・信越化学
・JSR
・新光電気工業

4/28(金)
・INTC (米国)
・ソニーG
・レーザーテック 

米国株の分析ついては米国会社四季報 (2023年版春夏号 4/17(月)発売) が役に立つと思います。

ここから半導体関連が上がるターンが来ると想定して、手広く控えめに買っておいて上げたら売却、下げたら買い増して上昇を待つ、というのもアリかなと考えています。ただ5月は株価下がるイメージがあるので、買うにしても5月末くらいになりそうですが。前回記事でみたTSMCも2019年は6月から上がっていますし。

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今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

※当ブログでは個別銘柄についての記載がある場合がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。