円安が落ち着いて海外勢も日本株を買いやすい?出遅れ組の上昇あるか?

TOPIXが高い

10月に入ってからTOPIXが上昇基調で、8月高値を超えて1月高値に迫っています。高値警戒されている感じもしますが、週足でのTOPIXを見るとさほど加熱感はないかなと思います。下図はTOPIX週足でモメンタム、RSI、MACDを示しています。最下段にはドル円を示しています。なかなか強い印象ですが、背景には円安がピークを超えたとの思惑があるかもしれません。

 

円安ピーク超えた?

米国金利上昇鈍化の思惑や、為替介入もあって10月頃からドル円は円高方向になっています。海外勢からしたら、円高傾向なら株価上昇がなくても為替差益でプラスになるので買いやすいタイミングのようにも思います。これまでは、たとえ株価が上がるとしても円安が進んでしまうとドル建てで目減りするので、円安ピークが見えないと買いにくかったのかもしれません。

 

日経平均は出遅れ?

下図は日経平均の週足です。一方で日経平均は8月高値にも達していませんが、これが出遅れなのか?高値警戒は怠れませんが、今後の展開が気になるところです。

日経平均が出遅れ的に上昇する場合は、日経平均の構成率が高くて年初からの下落率が33.5%と大きい東京エレクトロンあたりが上昇できるのか注目しています。

その他、日経平均構成率2%以上で年初の高値から下げているの銘柄としては下記がありますが、注目していきたいと思っています。

ダイキン工業:年高 -14.6%
ファナック:年高 -19.6%
アドバンテスト:年高 -18.2%
信越化学:年高 -13.9%

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

※当ブログでは個別銘柄についての記載がある場合がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。