ここまで強い11月、今年も残り少ないし流して終わる?

季節性の通り11月は強かった

11月は例年株が高い傾向にありますが、今年もSOX指数は11/24終値で+16.54%と強い結果となっています。9月が最も弱くて10月から回復あるかな?と8月に考えていましたが10月は弱い結果でした。

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2010年以降、SOX指数が月間+15%以上になったことはこれまでにも5回ありました。その翌月のパフォーマンスは10%前後の下落が2回、一桁%の上昇が3回となっています。そんな単純に上げたから下がるという訳でもないでしょうけど、二桁%での続伸は難易度高いかも?という参考程度に。

2020年11月 +18.58%
  → 12月 +4.96%

2022年7月 +16.07%
  → 8月 -9.77%

2022年11月 +18.55%
  → 12月 -10.43%

2023年1月 +15.39%
  → 2月 +1.25%

2023年5月 +15.30%
  → 6月 +6.37%

 

イベントは色々

・11/30(木):月末は弱め?
・12/8(金):米国雇用統計、メジャーSQ
・12/13(水):FOMC

雇用統計は12/1(金)ではなく、12/8(金)になります。FOMCは金利据え置きという見方が大勢を占めているので、あまり株価にネガティブな展開はないように思います。年間でパフォーマンスを区切る必要がない私でさえ、もう年末までのんびり過ごそうと思うくらいなので、年間成績が評価されるような仕事で運用している人達も今更ガチャガチャ動かしたくないのでは?なんて勝手に想像したりしますが、どうなのでしょう。当方、金融業界の出身でないのでわかりませんけど…。

 

来年もSOX指数の上昇に期待?

今年の前工程製造装置の設備投資額は前年比マイナスとなっています。SOX指数がこういう年に大きく上がるというのは前回のシリコンサイクルでも見られています(2019年)。下図を踏まえると設備投資額が前年比マイナスからプラスに変化しそうな2024年もSOX指数は上昇しそうと考えています。物色としては前工程装置→後工程装置→前工程部材→後工程部材→半導体製品&電子部品とシフトしていくシナリオを想定しています。

ただし、昨今は地政学リスクへの対応による設備投資が相当数ありそうなので、これまでのサイクルより短くなるかもしれません。地域分散の考えのもとに、工場建設が需要以上になっていることを懸念しています。なので、2025年からは半導体関連について警戒していこうと思います。

 

今後の対応予定

個人的には、ここから下記のように進めたいと考えています。

・半導体関連は来年も保有継続予定

・半導体関連でも物色シフトを意識
 安くなる場面があれば拾いたい

 前工程装置
  ↓
 後工程装置
  ↓
 前工程部材
  ↓
 後工程部材
  ↓
 半導体製品&電子部品

・年末はのんびり過ごしたい

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

※当ブログでは個別銘柄などについての記載がある場合がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。