雇用統計を無難に通過で、日本株も上がる?

記載銘柄:信越化学、アドバンテスト、東京エレクトロン

雇用統計は予想通りで景気後退懸念も後退?

4/7(金)に米国の雇用統計発表がありましたが、内容はほぼ予想通りとなり無難に通過したかと思います。当日は米国休場で、先物は雇用統計発表から45分は動いていましたが株価指数の反応は上でした。なので週明けは日本、米国ともに上げて始まりそうです。ISM製造業、ISMサービス業ともに弱くて下げた反動もありそうに思います。

 

直近の下げで過熱感解消した銘柄を狙う?

ISM製造業、サービス業が弱くて景気後退懸念といわれて株価下げていました。それまでに値を上げていた半導体関連銘柄の過熱感がある程度取れたっぽいので、週初は落ち込んだ分の戻りを狙っていこうかと思います。ただ、戻りの持続性がどのくらいかは注意したいと思います。4/12(水)には米国CPI発表ありますし。

 

信越化学
下図のチャートは週足で、26週移動平均線とその乖離率、MACDを示しています(以降の銘柄でも表示内容は同じです)。
26週移動平均線との乖離率が20%超えていましたが、直近の下げで10.5%まで落ち込みました。ここから4週間ほどは26週移動平均の計算からは安いところ(22年10月付近)が外れてくるので移動平均線は更に上向いてきそうです。良い押し目かな?なんて思っています。

・決算発表予定:4/27(木)
本決算の発表ですが、例年このタイミングでは今期通期予想は非開示として、1Q決算時に通期予想を出すというのがパターンです。通期予想が出ないことをネタに(例年通りなのに)売り込まれたりしないか注意したいと考えています。

 

アドバンテスト
26週移動平均線との乖離率が30%から17%まで下がりました。信用倍率0.64と売り長ですので、週初に雇用統計を受けてショート買い戻しを巻き込む上昇あるか?注目しています。・決算発表予定:4/26(水)
株価位置が高めのまま決算を迎えた場合、輸出規制に絡んで通期予想が保守的(弱気)だと売り込まれるのでは?と警戒しています。

 

東京エレクトロン
直近は15,000円を割り込んで、26週移動平均線にもかなり近づく場面がありました。半導体関連銘柄のど真ん中でありながら、さほど値を飛ばしていない印象なので今後の上昇に期待できそうかな?と思っています。・決算発表予定:5/11(木)
東京エレクトロンは2015年4月、2019年5月と自社株買いをしています。前回から4年経過した2023年は…どうなるでしょう?

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

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