SOXの先週振り返り
前回記事で、SOXが反発できるかをモメンタムが0を超えるか？RSI が50を超えるか？に注目していましたが、どちらも達成できず下落となりました。下図はSOX指数の日足チャートです。
モメンタム0超えるか？
→ 0超えならず
RSI 50超えるか？
→ 50超えならず
モメンタム0付近まで戻すも9/22(木)のFOMC通過での下げ、翌日9/23(金)は英国は財政出動によってインフレが長引きそうというので更に下げとなりました。
売られすぎ水準が近そうだけど…
反発シグナルは見えないにしても、SOX指数の日足チャートをみるとRSIやスローストキャスティクスは売られすぎ水準に近づいているようです。
・RSI=30.6 (30以下で売られすぎ)
・スローストキャス=20以下
また、直近安値水準で日足が下ヒゲというのも見どころになりそうです。
ただし、売られすぎシグナルが出始めたとはいえ反発シグナルは見えていません。日米株ともに買いは各株価指数に先行しがちなSOX指数の反発が見えてからがよいかと考えています。
反発まではベアETFやショートで取りに行けそうかというと、そちらの視点でも難しいように思います。以下、SOX指数のベア3倍ETF ＜SOXS＞のチャートを見てみます。
逆の視点で見てみると？
SOX指数の3倍で逆に動くSOXSのチャートを下図に示します。モメンタムは上昇基調ですが、RSI=69と買われすぎ水準の70直前、スローストキャス=90と買われすぎ水準の80超えです。日足は窓を開けての上ヒゲと、新規でインするのも難易度高めのように個人的には思います。
言い換えれば、SOX指数の下落を狙うよりは反発シグナルでるまで待つというのが無難かな？と改めて思います。
マイクロン決算後の値動きに注目
日本時間9/30(金)早朝5:00に、米国メモリ大手のマイクロン・テクノロジ ＜MU＞の決算発表があります。メモリは市況が厳しく業績も厳しめだと思いますが、現状株価がどこまで織り込み済みなのか？というのが気になるところです。
PER=5.7と米国株としては結構な水準まで株価が下げているので、ここから出尽くしでの上げなのか？継続して下落なのか？SOX指数を左右する流れとなるのか注目したいと思います。
今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。
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