米国が9月に利上げスキップならハイテクのターン?

米国経済指標は株にポジティブ?

先週は米国経済指標がいくつか発表されましたが、株にはややポジティブな印象でした。というのは、雇用や物価状況からは9月の利上げは無さそうで、ISM製造業が予想より上だったことによります。

 

SOX指数は9月どうなる?

SOX指数は8月-4.94%でした。8月は弱いという季節性があらわれたように思います。例年9月も弱いイメージがありますが、今年はどうなるでしょうか?9月の利上げはスキップとの見方が強いので、金利とハイテク株価の関係を考えるとSOX指数は例年よりは強めになるかもしれません。半導体市況回復の兆しが見えれば良いのですが、9/28(木) 5:00のマイクロン ・テクノロジー決算でのガイダンスや市況コメントが気になります。なお電子部品出荷額はジワジワ上がっているようです。

 

電子部品の出荷額は持ち直し気味

8/31にはJEITAから電子部品グローバル出荷統計6月分が発表されましたが、コンデンサやインダクタの出荷額は下図に示すように4月からわずかながら続伸中で底堅い印象です。電子部品の出荷が底打ちしてきたなら、落ち込んでいるハイテク関連株も持ち直してくるかな?なんて考えています。

月単位の長めの時間軸での前提ですが、特にコンデンサ、インダクタの売上比率が大きい太陽誘電、村田製作所などの株価が戻せるのか?注目しています。

太陽誘電
(23年4-6月 コンデンサ、インダクタ売上比率:80.2%)

村田製作所
(23年4-6月 コンデンサ、インダクタ売上比率:56.7%)

 

8月末から9月末まで買ってみようかと

JOLT求人件数が弱かったのを見て、米国半導体関連を買ってみました。ここを起点に9月末まで時間分散しつつ買い進んでみようかな?と考えています。ここから9月末までに下がるなら多めに追加しようくらいの軽いポジションで、キャッシュ余裕持ちつつ臨みたいと思います。

日本株も、半導体関連や電子部品関連の買いを考えています。昨今のニュースで中国人が日本に来ないかも?っていうのでインバウンド関連からハイテク含めた他セクターに資金移動するかも?なんて…。相場見ていると、インバウンド弱い日は半導体が強かったりするので。

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

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