金融不安!半導体強そうだけどニュースに振らされないようリスクは抑えたい

 

金融不安ニュースで株価は上下?

SVB(シリコンバレー銀行)に続いてCS(クレディ・スイス)も問題がクローズアップされています。この週末には買収の話をまとめるようにスイス中銀に圧をかけられている様子なので、週明けは雰囲気良くなるのかも知れません。ただし、今後も似たような話が出てきては解消される…ということがあると金融株はまだまだ上下に振らされる展開があるかも知れません。日本の銀行株は利上げ期待とやらで株価が大きく上げていたこともあり直近の下落幅もなかなかのものです。話題の富山第一銀行は先週高値から今週終値まで-20%と大幅下落しています。

 

大きく上がった銘柄が大きく下落

金融株以外でも、大きく上げたところは反動で大きな下げになったように思います。やたら買われていたPBR 1倍割れ銘柄も、大きく下落したものが多めでした。リオープン関連でも値を上げていた高島屋、三越伊勢丹、Jフロントなどデパート関連は下げましたがJR東などは週間でむしろ上昇しています。

 

半導体は強めだった

そんな中、半導体関連は強いものが多かった印象です。米国の半導体指数、SOX指数は週間で+5.46%となりました。金融不安で株が下がるなら半導体とかハイテク関連が早く下がるかと思いきや、利上げ一服期待が下支えとなっているかもしれません。SOXの週足をみると逆ヘッド・アンド・ショルダーズ(逆三尊)のように見え、上昇が期待できそうにも思えます。

とはいえ、まだまだ金融不安ネタは続きそうなのでポジション控えめで様子見していきたいと考えています。FOMCを控えますし、日本は火曜日休場なこともありますし、わざわざリスク取って攻めるよりも下げたら買い出動できる余力を持ちつつ様子を見ていくつもりです。積極的にポジションをいじる予定もないので、昨日発売の会社四季報プロ500を読んで銘柄研究をしておこうと思います。

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

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