AMATが決算後に大きく下落!でも東京エレクトロンの決算で予習済みだったような?

半導体製造装置は苦しい展開が継続

東京エレクトロンに続いて、米国の半導体製造装置大手であるAMATも決算後に大きく下落となりました。5-7月期の売上は前年同期比+8%で市場予想を超えたようですが、8-10月期の売上見通しが市場予想に対して低かったというのが株価下落の要因としてありそうで、主要顧客の需要が不安定で8-10月期は減収見込みとのことです。TSMCあたりも関税がどうなるか見極めてから、どこの国の装置をどこの国の工場向けに買うとか決めたいでしょうし、現状は先々の件までオーダー入れられないような気もします。

なんにせよ、最近の半導体製造装置関連の決算後の反応としては、米国テスターのTERが上げたくらいで他は大きめに下落するところが多かった印象です(東京エレクトロン、アドバンテスト、LRCX、KLACなど)。なお、アドバンテストは既に大幅下落する前の水準まで戻しています。

これらの決算発表後の株価反応を見ていたら、AMATが決算で大幅下落!というのもさほど驚きではなかったように思います。

AMATの大幅下落に合わせてLRCXやKLACも大きくツレ安となりましたが、どちらも決算発表後の下落から株価回復済みで、決算発表前の株価より上がっていたというのも今回の下落に巻き込まれた要因としてあると思います。

 

更に半導体関連が荒れるイベントくる?

来週あたりにトランプ政権が半導体についての関税を発表しそうな様子ですので半導体関連は幅広くネガティブとなることも警戒したいのですが「どうせTACOでしょ?」という思惑もありそうで、上下激しい展開になるかもしれません。

またNVIDIA決算(8月28日の早朝)も半導体関連に大きく影響しそうです。

ということで短期的には荒れるかもしれないということと、自分がまだ夏休み(世間的にはお盆休み終わりましたが)ということで、今は長期目線でのポジションを中心にしています。半導体関連が大きく下げたときの長期目線での投資手法の一つとして、月足のサポートライン付近まで下落したことろでの買いを考えています。48ヶ月移動平均線がサポートラインになりそうな銘柄として下記を見てみました。

48ヶ月移動平均線がサポートになりそうな銘柄
※()内は48ヶ月移動平均線との乖離率

48ヶ月MA乖離率低め
東京エレクトロン (-2.1%)
信越化学(+1.1%)

48ヶ月MA乖離率高め
ディスコ(+52.7%)
アドバンテスト(+132.3%)

これらはより短いスパンでみたらエントリーポイントもありそうですが、48ヶ月MA乖離率としては高めになっています。

 

米国利下げや戦争がどうなるか?

米国の利下げについては、FedWatch Toolによると現状では「9月に0.25%利下げ」というのが大勢を占めているようです。ジャクソンホール会議やPCEの結果で多少変わってくるかもしれませんが米国利下げは既定路線として、恩恵を受けやすい米国住宅などもチェックしたいと考えています。先に挙がった銘柄の信越化学は米国住宅と密接な関係があるので、そういった視点でも注目しています。

またウクライナとロシアが停戦に向けての動きがあるなら、リスクオフでの株高になるのかもしれません。

原油価格が下がったら運輸などの他に化学とか特にポジティブになりそうと考えると、半導体関連でも化学系は良くなりそうかな?とか

逆に資源・エネルギー関連にはネガティブなのかな?なぜか日本の防衛も反応するかも?など…

夏休み中に色々とシナリオを考えておこうかなと思います。

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

※当ブログでは個別銘柄などについての記載がある場合がありますが、個人の考えを記載したものであり投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。