日米ともに相場が荒れ気味!更に決算シーズンとなれば…

日米ともに株が下落

10月10日(金)大引け後、日経先物(ラージ)は-5.08%(-2,420円)の45,200円と大きく下げています。同日の米国ではSOX指数-6.32%とこちらも大きく下げる結果になりました。日本は政治ネタ、米国は米中対立ネタが影響していると考えます。

日本
・自民党と公明党の連立が解消
 首班指名が不透明に?

米国
米中対立が激化、中国のレアアース輸出規制強化に米国が対抗
・11月1日から追加関税100%
・ソフトウェア輸出規制
・米中首脳会談実施?
 開催理由がない→キャンセルはしていない(早くもTACO気味)

 

結局、上がれば下がる?

直近は半導体関連が大きく伸びたこともあり、日経平均も大きく伸びていました。前回記事にも記載したように「半導体製造装置関連は短期的に良く上がっており25日移動平均線との乖離率が高い水準」であったので、調整があってもおかしくない状態だったのではないでしょうか。

ynark.hatenablog.com

逆に「下がれば上がる」と考えると、再びチャンスが来そう…?

 

決算シーズンに突入

そしてこれから決算シーズンとなります。来週10月15日はASML決算発表、10月16日はTSMC決算発表と、半導体関連銘柄の動向を左右しかねない大どころの決算発表が間近です。TSMCの月次売上からQ3売上は市場予想超えとなっている様子ですが、TSMC決算発表の前日にあるASML決算発表後に株価がどう反応するのか警戒したいと考えています。ASML決算で下げ→TSMC決算で上げ、というパターンを何度も見たような気が…?

 

半導体の工場稼働率は高そう?

半導体関連について、参考になりそうな下記データが出てきました。これらの内容を見ると工場稼働率は高まっていると考えます。ということで半導体材料や部材といったカテゴリーに注目しようと思います。

・ディスコの個別出荷額
・TSMC月次売上
・大阪有機化学の決算発表内容

ディスコの消耗品出荷額は四半期最高
ディスコの個別出荷額についてのコメントとして「消耗品の精密加工ツールは顧客の設備稼働率に連動し四半期最高を記録」とあります。ここでの稼働率は後工程についてですが、後工程に流れてくるウェハの数が多くなっているならば前工程の稼働率も高くなっていたと推定します。

TSMC売上が高水準
25年7-9月期の売上がかなりの高水準であり、特に先端プロセス品が伸びていると推察しています。そう考えると、先端プロセス向けのレジストやウェハなどのシェアが高い原料・部材メーカーの売上が伸びているのか気になるところです。半導体材料・部材は中国勢が〜というのを聞いたりしますが、米中対立のもとで中国以外の工場が中国産の材料・部材を使うのは…どうなりますかね?

大阪有機化学のArFレジスト原料好調
大阪有機化学の決算内容を見ると、レジスト原料はArF向けが伸びている様子です。これが中国関連の伸びを示しているのか気になります(中国はEUVが使えず、ArFのマルチパターニングで微細化していると推定しています)。レジストメーカーの売上が想定以上になっているのか?中国向けに装置を販売してきたメーカーのフィールドソリューション売上が会社予想を上振れたりしないか?など、決算内容をみていきたいと思います。

 

短期的に相場が荒れそうなら…

半導体関連のように大きく値を上げてきたところは、政局不安や米中対立をネタに大きく下がることもあると思います。そんなときでも「下げたら買って、上げたら売る」というのを25日移動平均線との乖離率を見ながら淡々と進めていけば良いかなと考えています。

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

※当ブログでは個別銘柄などについての記載がある場合がありますが、個人の考えを記載したものであり投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。