SVB破綻で株価下落!警戒しつつリオープンや下落済み銘柄狙う?

記載内容:日経平均、JAL、ANA、JR東、MU

先週振り返り

日経平均と、先週記事で注目した銘柄の週間パフォーマンスは下記となりました。
・日経平均 +0.78%
・東京エレクトロン +1.91%
・信越化学 +4.25%
・SUMCO +1.95%

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週単位で見ると日経平均が思っていたより強かった印象です。先週記事では日経平均は直近高値28,502円まで迫る展開あるか?と書きましたが、高値を付けた3/9(木)は28,623円と、思っていたよりも高値で終わりました。ただし翌3/10(金)は大きめに下げて28,143円で終えています。そして現状、米国シリコンバレーバンク(SVB)問題によって週明けは下げて始まりそうです。

 

SVB経営破綻で米国株は下げ

3/10(金)の日銀金融政策会合は現状維持、米国の雇用統計も利上げ圧力は無い感じで通過しましたが、SVBが経営破綻というのが悪材料となり米国株は軟調です。…SVBって知りませんでしたけど。やたらとリーマンショックを引き合いにされているのがアルケゴスとか恒大集団とかが問題視されたときみたいな雰囲気を感じるような…今では恒大集団がどうとか何も聞かないですが。

 

日本株はどこまで下がる?

現在の日経平均CFDは27,766円となっており、このままだと週明けは大きく下げて始まりそうです。どこまで下がるかな?と考えてみると、シナリオの一つとしてありそうなのは今まで抵抗線だったあたりかと考えています。ここは25日移動平均線の近くでもあります。

後は、前述のかつての抵抗線を下抜けるシナリオです。こうなると3月下旬〜4月初旬くらいまで厳しくなるでしょうか。もしそうなったら、季節的に上がりやすい4月に向けて安いところを買い向かおうと思います。

 

リオープン関連狙う?

米国を震源にして日本株安となるなら、景気敏感なところは下がるのが早いように思います。半導体関連は大きめに下がるかもしれません。以前は半導体関連が下がるときにリオープン関連が上がるという場面がありました。コロナ下火で規制緩和となりつつある現在なら、リオープン関連が狙い目かなと思います。高島屋、三越伊勢丹、Jフロントなどのデパート関連は既に大きく上げているので高値掴みには気を付けたいところですが、JAL、ANA、JR関連はまだ出遅れっぽさを感じるので、このあたりに注目しています。

 

JAL (週足)ストキャスは売られ過ぎ水準の20以下まで落ちています。

 

ANA (週足)JALとあまり変わりませんが、ストキャスを見るとJALほど落ち込んではいない様子です。

 

JR東 (週足)

ストキャスは売られ過ぎ水準の20以下から反発の様子です。MACDは0ライン下でゴールデンクロスとなるのか注目しています。

このあたりは会社四季報プロ500 新春号で注目テーマになっていました。3/17(金)発売の会社四季報プロ500 春号でも注目テーマとなっているかチェックしておきたいと思います。

 

米国半導体関連が大きく下げるなら?

日本株よりも米国株の半導体関連が大きく下げるなら、既に下落しており下値が限定的っぽい銘柄に買いチャンスがないかな?と注目しています。

マイクロン ・テクノロジー
ここのところ株価は$50〜$65のレンジに見えます。現在$54.93ですが、$50近くまで落ちないか注目しています。最近は3ヶ月サイクルで安値付けていますが、前回安値が12月下旬なので3月後半に安値あるかもしれません。割高銘柄だと、押し目と思いきやそのまま大きく下落ということもありますが、ここは下記を考えると分は悪く無いかな?と思っています。

・SOX構成銘柄で最も低PER
・メモリ不況回復もあと数ヶ月?
・chatGPTでメモリ需要あり?

 

まだまだ慎重にいく予定

予断を許さない展開になるかと思いますので、引き続き日経平均売りと個別買いのロング・ショートでやり過ごしたいと思います。買いは信用でのレバレッジは掛けず、現物でキャッシュを残しつつにしたいと考えています。

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

※当ブログでは個別銘柄についての記載がある場合がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。