東京エレクトロン、ガイダンス弱めでも株価好調!半導体関連強め?

記載内容:東京エレクトロン、AMAT、NVDA、SOX

東エレは決算後に上昇

東京エレクトロンが5/11(木)に本決算発表がありましたが、翌日の株価は+3.21%の高値引けという反応です。本ブログでは4年前との類似点から東京エレクトロンの自社株買いを意識してきましたが、実際に4年振りとなる自社株買い発表もありました。

ynark.hatenablog.com

半導体関連銘柄の中でも、前工程製造装置関連は決算後に上がった銘柄が多い印象です。LRCX(ドライエッチャー等)、KLAC(外観検査装置等)、ASML(露光装置等)、SCREEN(洗浄装置等)、そして今回の東京エレクトロン(コータ・デベロッパ等)と、決算後の反応は上でした。

 

5/19(金)早朝 にAMAT決算発表

アプライド・マテリアルズ(AMAT)は前工程製造装置を手広く持つ米国のトップメーカーです。CVD装置、スパッタ装置、CMP装置で高いシェアを持ち、ドライエッチャー、イオン注入機、外観検査装置のシェアも持っています。競合が決算後に値を上げる傾向となると、前工程製造装置のボスであるAMATも決算後に同様に上がるのか?既に織り込んだのか?気になるところです。

 

5/25(木)早朝はNVDA決算発表

NVIDIA(NVDA)はGPUの米国トップメーカーです。AI向けにGPU需要が拡大しそうと話題で、株価も順調に上げています。ChatGPTの性能には様々な見方がありそうですが、こぞってAI開発が進みそうなのでNVDAには追い風になるかもしれません。このタイミングなら強気のガイダンスが出ることもありそうに思えるので、決算発表後の株価反応が気になります。

 

SOX指数の流れ変わる?

米国でも多くの半導体関連銘柄が決算発表を終えました。SOX構成銘柄でも急騰したり急落したりと様々でしたが、今月決算あるのもAMAT、NVDA、MRVLなどと残りわずかとなりました(MRVLは当期利益マイナス銘柄でノーマークですが)。悪いところは下がったので、ここからは冴えなかったSOX指数の流れが変わるかな?なんて思っています。

SOX指数は日足でみるとMACDが0ライン下でGCしました。AMAT、NVDAと決算後の株価反応がよければSOX指数が上がって、日本の半導体関連株も上がるかも?なんて展開があるかもしれません。

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

※当ブログでは個別銘柄についての記載がある場合がありますが投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。