TSMCの設備投資額が大きいので、半導体製造装置関連の伸びに期待したい

TSMC設備投資額の見込みは大きめ

TSMCの決算発表が先週1/16(木)にあり、そこで2025年の設備投資額についてもコメントがありました。

2025年の設備投資額の見込み
380〜420億ドル
(市場予想:352億ドル)

市場予想よりも大きく、過去最高の投資額になる見込みです。これがどのくらいのインパクトがあるのか考えてみます。

SEMI予想に対して
2024年12月8日にSEMI(国際半導体製造装置材料協会)が SEMICON Japan 2024にて世界半導体製造装置の市場予想を発表しています。それによると2025年の半導体製造装置販売額(Worldwide)は、1,214億ドル(前年比+6.5%)とのことでした。

TSMCの設備投資額はレンジとなっていますが中央の値として400億ドル、市場予想との差が48億ドルなので…

2024年:1,130億ドル
2025年:1,214億ドル(+7.4%)
            → 48億ドル上振れとして
               1,262億ドル(+11.7%)

直近のSEMI予想がTSMC設備投資額の最新情報を織り込んでいないとすると、2025年の設備投資額は前年比+7.4%から+11.7%まで上振れするのではないかと考えました。従って、半導体製造装置銘柄に注目していきたいと考えます。

 

注目銘柄

半導体製造装置銘柄としてベタなところですが、下記に注目しています。それぞれ25日移動平均線と、その乖離率を示しました。

SCREENホールディングス
比較的、ファウンドリ向けが大きいところです。直近で株価上昇しており25日移動平均線との乖離率=11.3%です。良く「15%〜20%で移動平均線に近づこうとする」と言われますが、移動平均線が上向きになれば上下する日があっても上昇傾向になれるかなと思っています。

 

東京エレクトロン
AI向け需要を取り込み、AIに乗れていると考えています。25日移動平均線との乖離率は直近で14%程度まで上げてから下がり、現在は8%となっています。

 

ディスコ
チップ積層などよりチップ薄化需要があること、当該工程の装置シェアが高いところです。日経新聞より業績観測記事が出ています。前回もそのような記事がありましたが実績は記事より上振れしていました(今回どうなるかはわかりませんが)。ここも25日移動平均線との乖離率は直近で14%程度まで上げてから下がりました。現在は6.9%となっています。

 

アドバンテスト
NVIDIAのGPU向けテスターはアドバンテストと言われており、AIに乗れていると考えます。前述銘柄とは異なる上昇トレンドという印象ですが、25日移動平均線との乖離率=2.3%と直近では上がり過ぎという印象でもないように思っています。

どれも市場予想が高そうなので決算直後は上下に激しい値動きになるかもしれませんが、大きく下がったら買える準備をしておくなど、上手く立ち回れるようにしておきたいと考えています。

 

今回は以上です。読んでいただき、ありがとうございました。

 

※当ブログでは個別銘柄などについての記載がある場合がありますが、個人の考えを記載したものであり投資やその他の行動を勧誘、推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。